財団法人先端医学薬学研究センター

 

 

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放射性医薬品の地域供給及びFDG診断の有効性研究

●北陸での18F-FDGの地域供給を目指して

PET用の糖代謝機能診断薬である18F-FDGは、がん診断をはじめ、脳や心臓におけるグルコース代謝の機能診断に対してその有用性が以前から報告されています。特にがん細胞は悪性であるほどグルコース利用が亢進していると考えられ、欧米においては18F-FDGによるがんへの集積率とその悪性度には相関があるとされています。
当センターでは18F-FDGを北陸地域の医療機関への供給を目指すとともに、18F-FDGの有効性に
ついて研究を進めます。

●厳密な製造工程管理

ポジトロン核種である18Fは半減期が110分と非常に短いため、製造と品質試験の迅速性が求められています。
当センターには12MeV超電導小型サイクロトロンが設置され、高純度の18Fを製造することが可能であり、また、製造された18Fから自動合成装置によって18F-FDGが生産されます。

超電導小型サイクロトロン

超電導小型サイクロトロン(日本鋼管[OXFORD]社製 OSCAR-10)

●最新のGMP対応の製造環境

施設内の製造エリアは医薬品の製造及び品質管理の基準であるGMPに適合する極めてクリーン度の高い製造環境に整備されています。
そのエリア内には自動・遠隔操作される製造設備と試験設備が配置され、専門的に高い水準にある作業員が18F-FDGの生産にあたるほか、その技術の一層の高度化を目指しています。

第1ホットラボ室

第1ホットラボ室(ホットセル内の18F-FDG自動合成装置と作業員)

        ●18F-FDG診断の有効性の研究

   地域に供給される18F-FDGについて医療機関との協力のもとに、その有効性を検証するとともに、
    PET診断に係る疾学データを収集し、医療技術の進歩に貢献していくことを目指します。 

 

 

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